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トラ柄

概要

トラ柄とは、ネコ科動物のトラの体表にある縞模様を表現した柄のこと。アニマル柄の1つに分類されます。

黄色地に黒の縞模様が不規則に並んでおり、同じネコ科動物の柄であるヒョウ柄やチーター柄とも区別が付きやすいです。

ただし配色が白地に黒となった場合はゼブラ柄に酷似するため「ゼブラ柄」と分類されることもあります。

ワシントン条約によりトラの毛皮（リアルファー）の輸入は禁止されているため、巷にあるのはフェイクファーやプリントで作ったものです。

トラ柄の特徴

トラ柄はワイルドで力強い印象があり、とてもパワフルな柄だと言えます。それと同時に、ゴージャスな雰囲気も作れることが特徴。

メンズ・レディース共に使える柄で、特にレディースにはフェイクファーのアウターが人気。もちろん、他にもパンツや帽子、インテリアなど、どんなアイテムにも取り入れられます。

黄色と黒の縞模様は、実は自然界における警告色。そのためか人はトラ柄に目が行きやすく、ワンポイントであっても存在感抜群なのです。

デメリットとして挙げるなら、配置が同じで配色のみが白黒となっているゼブラ柄と間違われやすいです。

トラという動物特有のイメージから、トラ柄を着ている人＝コワモテな人という印象を持たれやすい点にも注意。

また非常に存在感のある柄なので、他の柄との組み合わせ方にも注意しましょう。トラ柄を取り入れたら他は無地にするのが無難です。

トラ柄は別名「タイガーストライプ」とも呼ばれます。この場合は黄色地に黒縞ではなく、くすんだ緑色に黒縞と言った、迷彩柄に近い色合いを指すことが多いです。
昔はトラの毛皮を敷物にすることが流行しましたが、毛皮の輸入禁止により、ほとんど見かけなくなりました。しかし現在でも、トラ柄をカーペットやカバーなどのインテリアに取り入れる人は多いです。