ギンガムチェック
概要
ギンガムチェックとは、白糸と色糸を使った平織り物の織柄で、小さめの格子柄・チェックのこと。現在ではプリントのギンガムチェックもあります。
ギンガムチェックは白と他の色を組み合わせ、色が交差する部分は色を重ねたように濃くなっています。
- 白×赤
- 白×青
- 白×黒
- 白×黄
など
白ともう1色を組み合わせることで、パステルカラーに見えたり、濃淡が現れて立体的になります。
ギンガムチェックの特徴
ギンガムチェックは数あるチェック柄の中でも軽やか・爽やかなイメージが強く、可愛らしい印象があります。
また優しいパステルカラーの色合いによって女性らしさも出ており、女性向けのブラウスやワンピース、さらに子供服の柄にも用いられることが多いです。
清潔感漂うデザインで、どこかレトロでもあり、グッドガールな雰囲気が強いでしょう。ベースに白を取り入れているため、赤でも黒でも柔らかな色合いです。
とても可愛らしいチェック柄ですが言い方を変えれば「子供っぽい」とも言えます。人によっては幼く感じすぎてしまうこともあり、可愛らしいですが万人受けはしにくいでしょう。
ギンガムチェックのメリット
- 清潔感があり爽やかなイメージ
- パステルカラーが可愛らしい
- 柔らかな色合い
- 女性らしい・子供らしい印象
- レトロでグッドガールな雰囲気
ギンガムチェックのデメリット
- 子供っぽい・幼い印象が強い
- 万人受けしにくい(好みが分かれる)
その他
- 名前の由来は「フランスのガンガン(Guingamp)地方で織られていた」や「マレー語で縞模様を表すガンガン(Genggnag)」など諸説あります。
- 元々は裏地に使われる生地でしたが、エプロンやインテリアなどにも用いられるようになり、現代ではあらゆるファッションアイテムで活用されています。イギリスの理髪店でエプロンに使われていたことから、別名「エプロンチェック」とも呼ばれています。
- ギンガムチェックと似た格子柄にはシェパードチェックがあります。シェパードチェックも白糸と色糸の組み合わせですが斜文織りで、濃色の中に白の斜線が見える、ギンガムチェックは斜線が無いという違いがあります。