ブロックストライプ
概要
ブロックストライプとは、縞の幅・縞と縞の間隔が等間隔になっている太めのストライプのこと。ストライプ柄・縞模様のひとつです。
たとえば縞の幅が2cmであれば、縞と縞の間隔も2cmと、1対1になっていることがポイント。ブロックが等間隔に並んでいるようにも見え、どちらが地でどちらが縞なのか区別がつきません。(白地を基本とすることが多いですが、地・縞の区別をつけないものがほとんど)
配色は白×赤、白×青、白×緑など、夏らしく爽やかなものが多いです。そのほかにも、赤×黒、赤×青など派手な配色もあります。
ブロックストライプの特徴
太めかつ配色が等間隔であることから、大胆なストライプ柄だとも言えます。しかし複雑な構成ではないため、あくまでシンプルです。
そのシンプルさや配色の爽やかさから、薄手シャツやワンピース、パジャマ、ビーチパラソルなど春夏向けのアイテムに使われやすいです。
縞の幅・縞と縞の間隔が太いもの、細いもので印象も大きく変わってきます。太いものはよりカジュアルに、細いものはより大人っぽくなります。着痩せの視覚効果を狙うなら、間隔が細いものが合うでしょう。
太い幅・細い幅ともに汎用性が高く、衣料なら老若男女誰でも着こなしやすいです。ただしストライプ柄の主張が強いため、柄×柄の組み合わせには要注意。
他にも小物やアウトドア用品、インテリアなど、さまざまな場面で活躍してくれます。
ブロックストライプのメリット
- 大胆ながらもシンプルな柄
- 縞の幅、色の組み合わせで雰囲気が変わる
- 爽やかで春夏アイテム向き
- 細いものは大人っぽく、フォーマルにも使いやすい
- 汎用性が高く衣料から小物まで取り入れやすい
ブロックストライプのデメリット
- ストライプ柄の主張が強め
- 柄と柄の組み合わせには要注意
その他
- ビーチパラソルや日除け用テントによく使われることから「日除け縞」「オーニングストライプ」とも呼ばれます。「オーニング(awning)」とは「日除け」という意味です。「棒縞(ぼうじま)」という和名もあります。
- 欧米では「ブロックストライプ」と表記されることが基本ですが、日本では「ロンドンストライプ」と呼ばれることも多いです。
- カジュアルな衣類や小物に使われやすいブロックストライプですが、細い間隔のものはスーツにもよく取り入れられています。色は黒×グレー、白×青など落ち着いた配色が多いです。光を当てることでたて縞模様が浮かび上がる「シャドウストライプ」もユニークで面白いですよ。