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動物柄・アニマル柄

概要

動物柄・アニマル柄とは、動物の姿形や動物の表皮をモチーフにした柄の総称です。動物の種類が多ければ、それだけ柄の種類も豊富にあります。(※動物柄・アニマル柄の種類は下部に掲載)

似たような言葉として「動物柄」「アニマル柄」「アニマルプリント」「アニマルモチーフ」などが挙げられますが、明確には区別されていません。ただし、

  • 動物の姿形が散りばめられたもの
  • 動物の表皮(スキン)を模したもの

の2つに大きく分けられます。

和柄の動物柄の場合、鶴や千鳥などの鳥類が多いですが、小動物や魚、昆虫など、モチーフは意外と幅広いです。女性の場合はうさぎ、男性の場合は龍や虎など、性別によって選ばれやすいモチーフが違います。

ヒョウ柄は「レオパード」と呼ばれるなど、それぞれの柄特有の呼び名もあります。

動物柄・アニマル柄の特徴

動物柄・アニマル柄は子供から大人まで、幅広い世代に愛されてきた柄です。

絵柄によって雰囲気が変わるのもポイント。子供にはポップ調な柄、大人にはリアルな柄、女性には可愛らしい柄、男性には力強い柄など、着る人・使う人によって選び分けることができます。

派手なものが多い印象ですが、控えめな動物柄・アニマル柄もあり、誰でも取り入れやすいのが魅力。西洋風なものから和風なものまであり、インテリアや小物はもちろん、衣類でも活躍している柄です。

おしゃれでファッショナブルな柄が多い一方で、目を引きやすいため、ファッションへの取り入れづらさを感じている人が多いのも事実です。

動物柄・アニマル柄のメリット

  1. 子供から大人まで老若男女問わず使える柄
  2. 柄によって雰囲気が変わる
  3. 派手な柄が多いが、控えめな柄もある
  4. 西洋風から和風まで幅広い種類
  5. インテリア、小物、衣類まで幅広く取り入れやすい
  6. おしゃれでファッショナブル

動物柄・アニマル柄のデメリット

  1. ファッションに取り入れづらい一面がある

動物柄・アニマル柄の種類と名称

  • ヒョウ柄(レオパード)
  • シマウマ柄(ゼブラ)
  • ヘビ柄(パイソン)
  • ワニ柄(クロコダイル)
  • トラ柄(トラ/タイガー)
  • ウシ柄(モウ)
  • キリン柄(ジラフ)
  • ドット柄(ダルメシアン)
イラスト・写真の動物柄 動物のイラストや写真など、動物の姿形がひと目でわかる柄。大きく1つだけプリントすることもあれば、散りばめてパターン化されることもある。
和柄の動物柄 龍や鳳凰など架空の動物から、うさぎやトンボ、猿、鶴など、日本にいる身近な動物がモチーフ。吉祥(縁起の良い)の意味が込められている。
動物のキャラクター柄 キャラクター性の高い動物やマスコットをモチーフにした柄。「くまモン」など。

その他

  • 日本では飛鳥・奈良時代に中国から伝わってきた、吉祥モチーフの龍・鳳凰・麒麟・獅子・亀などの柄が、動物柄・アニマル柄が使われるようになったきっかけです。
  • 日本にも動物柄・アニマル柄の歴史があります。戦国時代では鳥獣の柄をあしらった陣羽織を着ていた武将や、江戸時代の東阪(現在の大阪)では、アニマル柄を身に付けて派手に着飾っていた女性(現在に通ずる大阪=ヒョウ柄の源泉)もいました。

動物柄・アニマル柄の向いている用途

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