ダルメシアン柄
概要
ダルメシアン柄 とは、犬種であるダルメシアン犬の体表を模した斑点模様のことで、アニマル柄の1つ。白地に対して黒の斑点が不規則に並んでいます。
動物愛護の観点からダルメシアン犬の毛皮(リアルファー)で作られたものは無く、フェイクファーやプリント柄のものです。
斑点が小さくギュッと詰まったようなデザインもあれば、余裕のある配置で白地部分が多いデザインや、白黒以外の色を使ったデザイン、3色以上を使ったデザインもあり、意外と幅広いです。
ダルメシアン柄の特徴
ダルメシアン柄は白地に黒の斑点と、一見シンプルに見えますが、しっかりと存在感のある模様です。
ドット柄(水玉模様・ポルカドット)との違いは、斑点の大きさや形がまだらであること。ドット柄は規則的に水玉が並びますが、ダルメシアン柄の斑点は必ずしも円ではなく、さまざまな形に変形して不規則に並んでいます。
ダルメシアン柄の方が動物をモチーフにしているので、どこかあたたかさを感じる柄でもありますね。
また衣類から小物、インテリアまで幅広いアイテムに使われており、どれもシックな印象になることも魅力。老若男女問わず取り入れやすいですが、特に女性に人気です。ワンポイントに取り入れるのもいいですね。
しかし白と黒の配色は牛柄やドット柄にもよく似ていて、間違われることも。
またシンプルであれど柄物なので、おしゃれに着こなすには、他の柄との組み合わせ方にも工夫が必要です。
ダルメシアン柄のメリット
- シックな印象
- シンプルだが存在感がある
- 動物のあたたかさを感じる
- 衣類、小物、インテリアなど幅広く使える
- 老若男女問わず人気の柄
- ワンポイントで取り入れやすい
ダルメシアン柄のデメリット
- 牛柄やドット柄と間違われることもある
- 他の柄との組み合わせには工夫がいる
その他
- ダルメシアン犬は、ユーゴスラビアのダルマチア地方出身の犬。海外で「dalmatian」と表記されると、その地方の民族衣装を指すこともあります。
- ダルメシアン柄は、ホルスタイン牛の白地に黒のまだら模様にそっくりです。ホルスタイン牛柄は斑点が大きく、ダルメシアン柄は斑点が小さいので、ぜひ見分けてみてください。