トリコロールボーダー
概要
トリコロールボーダーとは、青・白・赤の3色で構成されるよこ縞模様、ボーダー柄。フランスの国旗が由来です。
本来の配色は青・白・赤ですが、これ以外の配色であっても3色を使っていれば「トリコロール」と呼ばれます。
縞の幅は白に対し、青・赤がやや細めになっているものがほとんどです。中にはすべて等幅になっているものも。また、縞の幅が太いものから極細まであります。
同じ配色のたて縞(ストライプ)もあり「トリコロールストライプ」と呼ばれたり「オルタネートストライプ」に分類されたりします。
トリコロールボーダーの特徴
トリコロールボーダーの従来の配色はフランスの国旗を思わせ、トラディショナルな柄のひとつです。
しかし配色に決まりはないため、赤×ピンク×紫といった目を引くもの、白×グレー×黒といったグラデーション調のものまで幅広い種類があります。
どれもはっきりとした配色が多いため、縞の幅が太くなるほど存在感を放つこともポイント。一方で、縞の幅が細いほどキレイめで落ち着いた印象になります。
また爽やかな印象から、マリンルックやサーフルックとして取り入れられることも。夏向けのシャツやパンツなどに向いています。
比較的すっきりした印象のボーダー柄ですが、縞が太いほど幼く見えたり、太ってみたりすることがあります。大人が取り入れるなら細い縞がおすすめ。
また目立ちすぎずさりげなさを演出したいのであれば、服地全面ではなく、袖だけ・裾だけなどの部分使いにすると良いでしょう。
トリコロールボーダーのメリット
- フランス国旗をモチーフにした伝統柄
- 爽やかで明るい印象
- さまざまな配色がある
- さまざまな縞の太さがある
- マリンルックやサーフルックに人気
トリコロールボーダーのデメリット
- よこ縞により太って見えることがある
- 縞が太いと幼くなりやすい
その他
- 「トリコロール(tricolor)」はフランス語で「三色旗」という意味で、フランスの国旗そのものを指すことも。フランス国旗はたて縞ですが、ファッションではよこ縞で使われることも多いです。
- トリコロールボーダーに使われる3色に制限はありませんが、ファッション用語で「トリコロール」を使うときには青・白・赤を意味することが多いです。
- 「トリコロール」という言葉は必ずしもボーダー柄を指すとは限りません。青・白・赤を1つの色グループとして指す言葉です。がJリーグ・サッカーチームの「横浜マリノス」のチームカラーも上から青・白・赤のトリコロールですね。