キャンディーストライプ
概要
キャンディーストライプとは、白地に赤や緑、ピンク、黄色などの明るい色の縞を配置したたて縞模様・ストライプです。縞の幅は基本的に等幅、かつ等間隔。
スティック状の西洋菓子、キャンディーケインも白地にピンクや緑などが配色されていることから「キャンディー」の名前がつきました。
明るくて楽しいストライプ柄ですが、配置自体はシンプルなので、プリントはもちろん先染め糸を用いた織物でも表現できます。
キャンディーストライプの特徴
キャンディーストライプは明るく鮮やかな色合いやパステルカラーが使われていることが特徴。
目立ちやすいように白×赤、白地に赤×緑といった系統の違う色同士を組み合わせていることもポイントです。そのため華やかで明るい印象になり、ポップで楽しい雰囲気を持っています。
また地色には白や黄色など明るい色が使われるため、全体的に軽やかになります。どこかレトロな雰囲気もあり、夏用のYシャツ、ブラウス、ワンピースなどに用いられることが多いです。
その一方で、カラフルな配色の特徴からどうしても子供っぽくなったり、目立ちやすくなったりします。どちらかと言えば、トレンドにも左右されやすいデザインだと言えるでしょう。
ただ、最近はトレンドに左右されにくく、大人でも着れるようなキャンディーストライプもあります。白地×パステルカラーの配色で、縞が細めのものを選ぶと落ち着いた印象になれるでしょう。
キャンディーストライプのメリット
- プリント・先染め糸の織物、どちらでも表現可能
- 明るくてポップ、楽しい印象
- 華やかで派手な印象
- レトロな雰囲気
- とても個性的
- 軽やかで涼しげなので夏用アイテム向き
キャンディーストライプのデメリット
- 子供っぽい印象になることも
- 派手すぎると悪目立ちしやすい
- トレンドに左右されやすい
その他
- 複数の色で構成される「マルチストライプ」の中でも、パステルカラーで構成されているものも「キャンディーストライプ」と呼ばれます。
- キャンディーストライプは理容室のサインポールの配色にも使われています。お客さんの呼び込みに使われるほど、人々の目を引きやすい配色なのです。