ダブルストライプ
概要
ダブルストライプとは、細い縞が2本ずつまとまって並んだストライプのこと。ストライプ柄、縞模様のひとつです。
縞の幅や縞と縞の間隔に決まったルールはありませんが、縞と縞の幅・縞2本から次の縞2本までが等間隔で並んでいることがポイント。一見不規則に見えて、きちんと規則的に並んでいます。
配色は淡い地に濃色、濃い地に淡色の両方があり、同じ間隔でもそれぞれ違った印象になります。
ダブルストライプの特徴
縞が2本並ぶことで、シンプルながらもスタイリッシュなストライプ柄になります。どこかビンテージ感やクラシカルな雰囲気が漂い、しゃれっ気がありますね。
普段のおしゃれ着としてはもちろん、配色を工夫すればおしゃれなフォーマルスーツにもピッタリ。
淡い地に濃色の縞は涼しげで爽やかな印象になることから、シャツやワンピースなど薄手の服地に。濃い地に淡色の縞は引き締まった印象になることから、スーツやジャケットに使われることが多いです。
また縞の種類も豊富です。ピンストライプのように細いもの、チョークストライプのようにぼやけたものなど、縞の種類によっても雰囲気が変わり、間隔や配色との組み合わせを考えるのも面白いでしょう。
ただしストライプの存在感が強めなので、ネクタイやYシャツなど他に組み合わせるアイテムは無地にするなどの工夫が必要です。
ダブルストライプのメリット
- ビンテージ感やクラシカルな雰囲気がある
- スタイリッシュでしゃれっ気がある
- 普段着からフォーマルスーツまで幅広く使いやすい
- 縞の種類、縞の間隔、配色の組み合わせが無限大
ダブルストライプのデメリット
- ストライプの存在感が強めで組み合わせには工夫がいる
- 呼び名が多く混乱しやすい
その他
- 縞が1本のものを「シングルストライプ」、縞2本のものを「ダブルストライプ」、縞3本のものを「トリプルストライプ」と区別して呼びます。
- ダブルストライプの中でも、2本の縞の間隔が広めのものは轍(わだち)や線路らしいことから「トラックストライプ」と呼ばれます。
- その他、ダブルストライプにはさまざまな呼び名があります。「フレンチストライプ」「レイルローダーストライプ」「金通し縞」など。
- ダブルストライプのスーツを既製品で見ることは少ないです。だからこそ、オーダースーツで差別化もしやすいでしょう。