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ペンシルストライプ

概要

ペンシルストライプとは、鉛筆の尖った芯で描いたような、細いストライプ柄のこと。ストライプ柄・縞模様のひとつです。

同じく細いストライプ柄にピンストライプやチョークストライプがありますが、ピンストライプよりも太く、チョークストライプよりも細い中間のたて縞模様です。またチョークストライプよりも輪郭がくっきりとしています。

色は濃い地に白や淡色の縞、淡い地に黒や濃色の縞、どちらもあります。

縞の幅は0.5〜1cmくらいの間隔が多いですが、この間隔には特に決まった基準はありません。ただし等間隔で規則的に並んでいることがポイントです。

トラディショナルで、メンズスーツの代表的なストライプ柄です。

ペンシルストライプの特徴

細いストライプでありながら、極細のピンストライプよりは目立ちます。ピンストライプでは物足りないと感じるときには、遠目でもきちんとたて縞模様が見えるペンシルストライプがちょうど良いことも。

カジュアルだけどスマートな印象を持ち、スーツやドレスシャツにも取り入れやすいです。フォーマルさ、カジュアルさのバランスが良いストライプ柄だと言えるでしょう。

それほど主張は強くなく、おとなしめの縞模様のため、誰でも着こなしやすいこともポイント。オーソドックスなので長期的に市場にも出回りやすく、トレンドもはずしにくいです。

その一方で、ピンストライプ同様あまり華やかさはないため、物足りなさを感じることもあります。

名前の由来は「鉛筆（pencil）」の細い先で描いたような細いたて縞模様から来ています。
ペンシルストライプはストライプ柄の王道とも言えます。グレー地にライトグレーの縞という控えめな組み合わせや、ネイビー地に白の縞というシャープな組み合わせが定番です。
細手のストライプ柄はメンズ向けとされていますが、ペンシルストライプは上品なのでレディース向けのスーツにもよく取り入れられます。ビジネスウーマンやハンサムレディな雰囲気におすすめです。