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ラメ加工

概要

ラメ加工 とは、ラメを生地に接着して装飾する加工方法のこと。

アルミなどの金属を着色した後、粉状にしたものを「ラメ」といって、手芸やデコレーション等にも用いられている素材です。

生地にあらかじめ接着剤を好きなデザインや模様に塗布しておき、ラメを散りばめることで、接着剤の付いた部分にのみ綺麗にラメが張り付きます。

ラメの粒の大きさや厚さにはさまざまな種類があるため、作りたいデザインに合わせてラメや色を選びましょう。

ラメ加工の特徴

ラメ加工 では、柄や模様を作りたい場所に部分的にラメを貼り付けることができるため、デザインの自由度の高い加工方法です。シンプルな無地の生地でも、一気に華やかになりますよ。

たとえば大きめの厚いラメを使えばゴージャスに、細かなラメを使うと繊細な印象に。ラメを“貼り詰める”のではなく“散らす”ように接着すれば、キラキラと上品に輝く生地を作ることもできます。

加工方法もとても簡単なので、安価でスピーディーに生産できることもポイント。女児向けの衣類や、エレガントなドレス、スカート、パンツからアウターまで幅広く活用されています。

また自分でラメと接着剤、接着剤を塗布する筆などを揃えれば、家庭で簡単にラメ加工を行えます。

ただしラメ加工は装飾以外の機能面の向上効果は特にありません。

またラメを接着しているだけなので、洗濯や摩擦などでラメが取れたり、肌に付いたりすることがあるので、扱い方には十分注意しましょう。

ラメ加工のメリット

  1. キラキラと輝くラメで華やかになる
  2. ゴージャスな印象から繊細な印象まで作れる
  3. デザインの自由度が高い
  4. 安価でスピーディーに生産できる
  5. 家庭でラメ加工ができる
  6. 女児、レディースのアイテム向き

ラメ加工のデメリット

  1. 通気性、耐久性など、機能面の向上効果はない
  2. 洗濯や摩擦によりラメが取れやすい

その他

  • ラメ加工はテキスタイルだけでなく、印刷にも用いられています。
  • ラメ糸(メタリックヤーン)で織ったり編んだりして作られた生地は「ラメクロス」といって、ラメ加工とは異なるもの。ラメクロスよりもラメ加工の方が自在に模様を作りやすいです。ただ、ラメクロスも生地が全体的にキラキラしていてドレッシーな印象になりますよ。
  • ラメ加工と似たものに「箔加工」があります。箔とは膜状の金属のこと、ラメは粉状の金属のことですので、もともとの素材が異なります。

ラメ加工の向いている用途

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